お知らせ
顎関節症
2022年09月12日
皆さんも『顎関節症』という言葉を聞いたことがあると思いますが、どのようなものか分かりますか?
症状としては
①顎が痛い(お口を開けたり閉めたりすると痛い等)
②大きくお口が開けられない
③食べ物を食べたり、喋ったりすると顎がだるくなる
④お口を開けると音がする
等があります。
女性に多い顎関節症ですが、タイプ別に分けると
①筋肉の異常 :最も多いタイプで、下顎を動かしている筋肉の負担が多くなり症状が出ます
②顎関節内部の異常:顎関節の中の関節円板の動きが悪くなり症状が出ます
③骨の変形 :主に関節頭が変形し、周囲の炎症をともなって症状が出ます
④精神的なもの :精神的に痛く感じて症状が出ます
顎関節の原因としては
①歯ぎしり、食いしばり :歯ぎしりや食いしばりによって顎関節周囲の筋肉が疲労し原因となります
②咬合異常 :歯が欠けていたりない場合、噛むときに片方だけに負担がかかり原因となります
③強打などによる外的要因:スポーツや事故等により顎を強打したり、異常に硬い物を噛んで強い力がかかった場 合に原因となります
色々と書いてきましたが、基本は余計な負担を減らすことが重要です。
そのために顎関節部に少し温かいタオルを当てたり、マウスピースを作成して歯ぎしりや食いしばりの負担を減らすことは選択肢になります。