お知らせ
歯周病になりやすい人とは
2023年09月11日
歯周病は歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けていく病気になります。
この歯周病にはなりやすい人が存在します。
①喫煙者
『喫煙者は歯周病リスクが約5倍』というデータがあります。また歯茎の血行も悪くなってしまいます。
②薬の副作用
薬の副作用によっては唾液の量が減ってしまうものがあります。唾液には細菌やウイルスを退治してくれる作用があるため、唾液が出にくくなることで歯周病のリスクが高くなってしまいます。
③糖尿病
歯周病は糖尿病の合併症の1つとされており、さらにお互いに悪化させる関係にあることがわかっています。そのため糖尿病の方は歯周病のリスクが高くなってしまいます。
④お口の中の清掃不良
歯磨きが不十分な方は歯周病菌が繁殖しやすくそのため歯周病が進行しやすくなります。そのため歯ブラシだけではなくデンタルフロスや歯間ブラシなどを使って清掃をし、歯周病菌を減らすことが大事になります。
⑤口呼吸
普段から口で呼吸をする人はお口の中が乾燥しやすく唾液が少なくなるため、唾液による抗菌作用や細菌を洗い流す作用が弱くなるため歯周病菌が増えてしまいます。
⑥妊娠中・閉経前後
閉経前後は『慢性剥離性歯肉炎』という歯茎の炎症を引き起したり、妊娠中はホルモンの影響で歯肉炎を起こしやすくなります。
もしこの中で改善できることがある方は是非改善してみてはいかがでしょうか?